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お菓子づくりに使用する素材についてや、自家製の素材の作り方、別バージョンレシピなどについての説明です。
<自家製カッテージチーズの作り方>
1.牛乳250mlを中火で沸騰寸前まで温める。
2.火を止めて、ヨーグルトを大さじ4杯ほど加え、軽くかきまぜる。
3.レモン汁を大さじ1加えて、やさしくかきまぜる。
  (フレッシュのレモンがなくてもポッカレモンやビネガーでもOK。
  ここでは、アップルビネガーを使いました。風味がよくなります。)
4.しばらくおいておくと、写真のようにすぐに分離します。
  これを、ざるにキッチンペーパーなどをしいて、漉します。
5.1時間ほどざるのまま冷蔵庫に入れておくと、写真のようなカッテージチーズの出来上がりです。
  お料理の素材として使うときはこれくらいで十分。この分量で、出来上がりは70gくらいです。
  チーズとして楽しむときは、もう少していねいに水分を取って、冷やした方がよいかもしれません。
  レシピによっては、塩やこしょうを入れる場合もありますが、何も入れなくても十分風味があります。
6.漉した水分は、ホエー(乳清)といって、栄養満点だそうです。でもそのままでは、飲みにくいので、
  牛乳のかわりとしてお料理に利用できます。
  ホエーを使ったマフィンをrecipeでご紹介しています。
<ゆであずきのパウンドケーキ -ホンモノのお抹茶使用バージョン>
☆ 値段がそんなに高くないお抹茶を見つけました。
   これも伊藤園さんですね。量もちょうどよい少なさ(30g)。
   チャック付きの袋入りなので、手軽に使えそうです。
☆ 「おーいお茶バージョン」とちがって、
   こんなにも生地が色鮮やかです。
☆ 日本酒とお赤飯用のゆであずきを使いました。
   甘くないゆであずきなので、
   甘いケーキの苦手な人に差し上げたらよろこんでもらえそうです。
   お抹茶のほどよい苦さで上品な味になりました。

☆ 焼き上がりも緑が鮮やかです。
<小夏>
この黄色のかわいいおみかん、ご存知ですか?
宮崎では「日向夏(ひゅうがなつ)」、愛媛では「ニューサマーオレンジ」と呼ばれていますが、
土佐の高知産のものは、「小夏」というとてもかわいらしい名前で称されます。
他の柑橘類とちがい、白い甘皮の部分を厚く残していただきます。
冷たくしていただくとさらにおいしいです。
外皮の部分も苦さがないので、お酢の物やサラダなどに入れるとさわやかです。
今までレモンやオレンジの皮を入れて作っていたパウンドケーキ
小夏を使うと、格段においしくできあがります。
ちらし寿司などには、しぼり汁を寿司酢にまぜて、仕上げに外皮のみじん切りをちらすと、
とても夏らしい味わいのお寿司となります。
春から夏の季節だけに出回る小夏。この季節には高知龍馬空港内のショップにも
たくさんおいてあるのを見かけます。見かけたら、ぜひご購入をおすすめしますよ。
また県外発送を取り扱っている通信販売のお店もたくさんありますよ。
すてきレシピNo. 24夏号
<自家製ドライトマトの作り方>
料理界のカリスマ主婦、日本のマーサ・スチュワート、家庭の日常を一大ビジネスにまで発展させた
栗原はるみさんによる「すてきレシピ」に手作りドライトマトの作り方が紹介されていました。
栗原さん版は、最初に半日陰干しが必要だったり、
オーブンで3時間も焼いて乾燥させるなど、結構手間がかかるので
適当に手順をはぶいて作ってみました。

1.100g100円のミニトマトを200g使いました。
2.横半分に切って、ティースプーンなどで、種の部分を取り除き、キッチンペーパーでていねいに水分を取り除きます。
  (取り除いた種はもちろん捨てないで、コップなどに入れて一晩冷蔵庫で冷やし翌朝飲みます)
3.栗原さんのレシピでは100℃のオーブンで焼くことになっていますが、
  私の家のオーブンの最低温度は110度なので、110度で作りました。
  天板にクッキングシートを敷き、トマトの切り口を上にして、まず1時間焼きます。
  このとき、小さめのトマトは早く乾燥しすぎてこげそうになる場合もありますので、
  ときどきオーブンをのぞいて必要であればその子たちだけ裏返してあげます。
4.1時間焼くと、下の写真のような感じ。
  これを裏返して、同じ温度で、30分ほど焼きます。
5.合計1時間半焼くと次の写真のような感じ。
6.カラカラには乾燥せず、少ししっとりした感じなので、このままサラダやパスタに加えることができます。
  ただ手順をはぶいた分、日持ちはしません。ビンに入れて冷蔵庫保存で2週間くらいで使い切ったほうが良いです。
  オリーブオイル漬けにすれば長期保存できるのでしょうが、そんなことする間もなく使い切ってしまうくらいの量にしかなりません。  
種と水気を取り除いて天板にならべる 最初に110℃で一時間焼きます。かならず途中で様子を見てあげて! 裏表合計1時間半焼くとこうなります 小さめでやわらかいし、清潔だということがわかっているので、洗ったりしないでそのままサラダなどに入れられます
<しょうがのグラッセの作り方>
1.しょうが150gは、ピーラーで皮をむき、3ミリくらいの厚さにスライスする。
   黒ずんでいる部分があったら、ていねいに取り除いておく。
2. なべに、しょうがのスライス、水1カップ、砂糖1+1/3カップを入れて、中火にかける。
   (ここではグラニュー糖を使いました)
3.煮立ったら、ふきこぼれないように、火加減を調節しながら、20分〜25分煮る。
   写真のようにあわがしょうが全体を包んでいる感じで煮続ける。
4.水分量が1/2か1/3くらいになったら、はしでしょうがを取り出して、
   1時間ほど乾燥させる(それぞれがくっつかないように、お皿などに並べて置く)
5.ふたのできる容器に、しょうがとグラニュー糖大さじ1入れる。
   ふたをしてシェイクし、グラニュー糖がまんべんなくしょうがをコーティングするようにする。
   冷蔵庫で保管すれば、何ヶ月かは持つと思います。
   甘く煮ても、しょうがのスパイシーさはそのままキープされています。
   ドライフルーツのようにお菓子作りに利用できます。
6.しょうがを煮た砂糖液は捨てないで、しょうがシロップとして、さまざまなお料理に利用できます。
   ポテトサラダの隠し味や、お煮しめの味付けや、カクテルのシロップなど。
   風邪引きさんは、紅茶にいれてジンジャーティーにして飲んでみて下さい。
   (追記: 砂糖液は、しばらくすると結晶化します。
    これをふせぐには、小さじ1/2ほどのレモン汁(ポッカレモンなど)を混ぜるとよいです。
    冷蔵庫で保存して下さい。)
<ラベンダーはちみつの作り方>
☆ 本物のラベンダーはちみつは、ラベンダーの花から集めたはちみつで、
   ラベンダーの香りと濃いこはく色が特徴です。
☆ ほとんどがヨーロッパ産で、お値段が高いです。
☆ そこで、普通にスーパーで売っている500円くらいの安いはちみつに
   ハーブティ用のラベンダーの花を混ぜて、手作りしてみました。
☆ 煮沸消毒したびんに、はちみつ100g、ドライラベンダー大さじ1と1/2、レモン汁小さじ1を入れ、
   常温で2日ほどなじませます。
☆ 色が濃いこはく色にかわり、ラベンダーのいい香りがついたらできあがり。
   ラベンダーが入ったままでも食べられますが、
   目の粗めのこし器でこしてもよいです。
   とてもこくのある「高級」はちみつのできあがり。
☆ こしたラベンダーは捨てないで、新しいドライラベンダーを少し足して、
   熱いお湯を注いで、ラベンダーティーにしましょう。 
すてきレシピNo. 12夏号
<アマレット酒みたいなびわの種酒>
☆ 栗原はるみさんの数年前の「すてきレシピ」で果実酒の特集がありました。
☆ 梅、びわ、ベリー、レモン、さくらんぼの果実酒の作り方と、果実酒を使ったデザートが紹介されていました。
☆ その中で、一番気に入ったのが、びわを使ったお酒でした。
   それも、普通なら捨ててしまうところの種を漬けたお酒は、
   「Disaronno」が有名な、イタリアのリキュール アマレット酒みたいな香りと味に出来上がりました。
☆ 一度にたくさん作ろうとしないで、びわを食べ終わるたびに小さな空き瓶に、きれいに水洗いして水気をふいた種を入れて、
   その都度作るようにしています。分量はいつも適当です。
☆ 上の写真の瓶は、漬けて約4ヶ月のものですが、15粒の種に、だいたい1カップくらいのホワイトリカーが入っています。
   氷砂糖は瓶のサイズやその時の気分でその都度違いますが、これは味見してみると、お砂糖控え目でした。
☆ 本当なら捨ててしまうはずのものを生かすことができるというのは、気持ちがいいものですね。
<ローズヒップジャム>
☆ 使い終わったティーバッグを利用します。
☆ ここでは、2袋分のティーバッグの分量で作りました。
☆ 最初にスプーンなどで余分な水分をしぼりとって、袋を切り開き、茶がらを耐熱容器にあけます。
   しぼった水分も一緒に入れましょう。
☆ 大さじ1のグラニュー糖を入れ、500wのレンジに1分ほどかけます。
   容器が写真のように小さめだと、1分間の間にふきこぼれてしまうので、
   ふきこぼれそうになったら、その都度レンジをあけて、
   かき混ぜるようにします。
☆ プレーンヨーグルトと一緒に食べると、とてもヘルシーな気分になれますよ。
   (ビタミンC とお腹によい菌で、事実とってもヘルシーです!)
<夏のジャム2種類>
<いちじくジャム> 上の写真↑
☆ いちじくは、きれいに水洗いする。皮付きのまま、4つ切りから横半分に切る。
☆ なべにいちじくと、いちじくの正味量の1/3から半量のグラニュー糖、レモン汁(ポッカレモン)を適量入れ、
   ざっと返して、鮮やかな赤い水気が出てくるまで30分ほど、置いておく。
☆ 中火にかけ(ルクルーゼは、熱伝導がよいので中火で調理しますが、普通のなべは強火でもよいでしょう)、
   沸騰させながら2〜3分煮る。
☆ こげないように注意しながら、弱火で25分ほど煮る。
☆ まだゆるゆるかなと思う程度でOK 、さめるとほどよい固さになります。
☆ 火からおろす直前、風味付けに、ライチのリキュール「DITA」を入れてみました。
☆ 熱湯消毒したびんに入れ、冷蔵庫で保存する。

<桃とプルーンのミックスジャム> 下の写真↓
☆ 見切り品の桃だったので、ちょっと黒くなっているところを取り除きました。
   プルーンもちょっと熟れ熟れでした。
☆ 桃は、水洗いして、皮をはぎ、種を除いてざく切りする。
☆ プルーンは、皮付きのまま、種を除き、八つ切りのくし型に切る。
☆ なべに入れ、正味量の1/3量〜半量のグラニュー糖、適量のレモン汁(ポッカレモン)を合わせ、中火にかける。
☆ 沸騰してしばらくしたら、弱火にして、こげないよう、かき回しながら、30分ほど煮る。
☆ まだちょっとゆるゆるかなと思う程度で火からおろす。
☆ プルーンの皮は溶けないので、皮だけ取り出す。
   (皮は発色のため入れて煮た方がよいです。
   最後に取り出しやすいよう、大きめに切ったのはこのためです。
   取り出した皮は味見がてら食べてしまいましょう。)
☆ 熱湯消毒したびんに入れ、冷蔵庫で保存する。

 <メモ>
  ☆ ペースト状のジャムより、果物の形がしっかり残った
     プリザーブドスタイルのジャムが私は好きです。
     これらのジャムも、大きめに切って作りました。
  ☆ お砂糖は、いつも1/3量以下で作っています。
  ☆ ジャム作りでは通常、アクをていねいに取り除くとされていますが、
     私はほとんどアクをとらずに調理しています。
     アクもその果物の風味の1つと考えていますから、、、
     (ホントはめんどくさいだけですけど)
<ハロウィーンのマフィン>
「ホエーを使ったマフィン」の生地に、かぼちゃとしょうがをそれぞれ混ぜ込み、
ハロウィーンバージョンのマフィンを作りました。カードやラッピングに凝って、
ハロウィーンの雰囲気いっぱいの楽しいプレゼントにしてみました。

<かぼちゃマフィン>
☆ 生地の材料と作り方は、こちらを参照下さい。
   グラニュー糖のかわりにきび砂糖を使いました。
☆ かぼちゃは正味で約140gをゆでるかレンジにかけてマッシュします。
☆ 作り方2.で、バターに砂糖を混ぜた後、かぼちゃペーストを合わせます。
☆ かぼちゃの種をトッピングして焼きます。

<トリプルジンジャーマフィン>
しょうがの甘煮、おろししょうが、ジンジャースパイスの3種類のしょうが入りです。
☆ 生地の材料と作り方は、こちらを参照下さい。
   グラニュー糖のかわりにきび砂糖を使いました。
☆ 作り方1.で、粉類をふるう際に、ジンジャー、シナモン、クローブ、ナツメグのそれぞれのスパイスを全体で
   小さじ1くらい合わせ、一緒にふるう。
☆ しょうがの甘煮適量をみじん切りする。生しょうが1かけはすりおろす(すりおろしたときに出る水分も使う)。
☆ 作り方3.で、たまごとホエーを混ぜる際に、甘煮のみじん切りと、おろししょうがを加える。
   (このマフィンはGreg Patentの"Baking in America" で紹介されている"Ginger Cupcake Triple Play"を
   まねて作りました。)
<トマトのコンポート>
レシピ準備中です。